コロナでも賑わっている店とそうでないお店の差はなんでしょうか

こうした疑問にお答えします。

お客さまが集まらないコロナの時期。

にもかかわらず、相も変わらず客数を維持している飲食店は現にあるわけで。

いつもと変わらず賑わっているなぁ!

みたいなお店、皆さまも1店2店くらいは思い当たるのではないでしょうか?

一方で、集客が思うようにいかず、苦戦をされている飲食店もあります。そうしたお店の方が多数派でしょう。

今回は、コロナ下でも繁盛する飲食店とそうでない飲食店の「差」をお伝えしますね。

客数を維持している飲食店の特徴とは?

キャパの大きい飲食店など、大規模店の多くは集客・売上ともに落としているケースが多いですね。

私自身も100席クラスの飲食店に勤めていたので、よくわかるのですが、

大規模な飲食店は「宴会」にターゲットを置くお店が多いです。

新年会・歓送迎会・忘年会など、団体コース飲み放題で売上を上げることをターゲットとしていたわけですから、

宴会が自粛されている今となっては、苦戦を強いられていることでしょう。

一方

小規模な飲食店は、比較的客数を維持されている傾向にあります。

小規模な店舗とは、来られるお客様がおよそ10名に満たないお店のこと。

もちろん苦戦はされていますが、大規模店に比べればお客さまをよく集めていますね。

小規模店舗がお客さまを維持しているのは、来て頂く理由があるからです。

「あの店に行きたい!」という理由があるから、自粛ムードだろうが何だろうが、お客さまが集まるのです。

大規模店舗を利用する理由は「団体で宴会があるから」ですが、
小規模店舗には個人的に行く理由があるのです。

小規模な飲食店に行く理由

・デート先で食事に利用する
・晩ごはん代わりに行く
・晩酌で利用する
・夫婦での食事で行く
・同伴先に利用する

といった、外食する理由のある人たちは、コロナだからパタっと外食を控える、なんてことはありません。

そうしたお客さまを集めていけば、集客はずいぶん違ってくるはずです。

飲食店は団体客を集客するのではなく2〜3名集客すること

そのためにはどうしたらいいですか?

ということを考えましょう!

一人ないし数名単位のお客さまにターゲットを絞り、「店に来る理由」をきちんと築いてきた飲食店が、客数や売上を維持できているのです。

(1人・2人で来店するお客さまに喜んでもらえるには、どんな料理を出せばいいのか?)

ということを考えればいいわけです。

店内の「しつらえ」にも工夫しましょう。

個人でゆったりできるスペースをつくるのか、隣で詰め詰めで座ってもらうのかと、「しつらえ」の工夫は大切です。

また、お客さまへのお声がけにも工夫しましょう。

団体客を集客するのは難しいのであれば、1人・2人・3人のお客さまに来て頂くことに焦点を当てましょう。

「家で食べるより、この店で食べる方が楽しい」と思って頂くことです。

少人数のグループのお客さまを集めるにはどうすればいいか、を考えていきましょう。

そこを満たせている飲食店がコロナ禍でも賑わいを見せているのです。

団体客にターゲットを絞ったまま何も変えれていない飲食店様は、是非取り組んで見てください。


今回は「コロナ下でも繁盛している飲食店とそうでない店の違い」をお伝えしました。

今回の内容につきまして、YouTubeでも詳しくまとめています。

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