キツめのクレームをガッツリ頂くことが多くて。

辛いのですが、どうすればいいですか?

こうしたお悩みにお答えします。

サービス業に携わっている以上、クレームを抱えることもあるでしょう。

個々人の抱えるクレームにつきましては、どんな場面でどんな文句がきたのか、人それぞれです。

細かい点まではわかりませんので、ダイレクトに解決する方法などはお伝えできませんが、どんなクレームに共通する基本的なところをお伝えしますね。

クレームを受けた部下はどう対応すればいいのか?

とりあえず、

1人で抱え込まないでください!

お客さまからのクレームは、従業員が1人で抱え込むものではありません。

自分一人で収めようとすること自体が間違っています。

上司に報告すらしていないケースもあるのではないでしょうか?

(自分が起こしたクレームがから、責任をもって丸く収めたい!)

という気持ちはわかりますが、残念ながら、部下は責任を取れる立場にありません。

責任を取れないのに、自分一人で勝手に処理するのは、根本的に間違っています。

まぁ現場経験の長い方であれば、自分の責任としてクレーム対応にチャレンジするのもありですが、そのレベルにない方は勝手に処理したらダメです。

一人で悶々と抱え込むのは論外です。

(自分のミスを周りに知られたくない)

(恥ずかしい)

との思いが、1人で抱えこむ方向へと向かわせているのでしょうが、店側からすれば、それは「勝手な処理」「越権行為」以外の何ものでもありません。

勝手に処理すること自体が、より大きな過失を招くからです。

クレームが起こった場合の部下の役割は
「内容を正確に聞き入れて上司に報告すること」です。

クレームは緊急事態ですから、上司側としても、どの仕事よりも優先して対応しなければいけない。

部下から事後報告されても、上司は対応ができないのです。

お客さまが怒って帰った後に報告しても遅いです。
そのお客さまは二度と来てくれなくなりますよ?

「事中報告」が大切です。

クレームが起こっている最中に、上司に詳細をきちんと報告して、一緒に対応する。

それが、クレームへの正しい対処方です。

クレームが起こったのは、あなたの対応に至らぬ点があったのかもしれませんが、それは仕方のないこと。

今後繰り返さないように努めればいいのです。

でも、クレームを勝手に一人で抱え込んで、一人で対応して事態をより悪くするのは、あなた自身の許されない過失です。

どこまでいっても上司と部下との信頼関係が大切

クレームを一人で抱え込んでしまうのは、結局のところ、上司との信頼関係をうまく築けていない。ということではないでしょうか。

上司と仲が良ければ、すぐに相談しません?

上司と部下との間に信頼関係が築けていれば、

すいません〇〇さん!

□△○×なことがあって、お客さまからお叱りを受けてるんですけど、来て頂けないですか?

おっしゃ!まかせとけ!

といった適切な対応ができるはずです。

それができないということは、日頃から相談しにくい関係性になっているということですね。

そこが問題点であり、見直すべきところですね!

相手のお客さまが良いとか悪いとかいう前に、

そもそも上司と部下との人間関係に問題があるから、クレームが起こっています!

以上!


今回は「クレームへの対処法とクレームが起こる原因」をお伝えしました。

今回の内容につきまして、YouTubeでも詳しくまとめています。

営業力UPを磨きたい方は、是非ラジオ感覚でお楽しみください!