コロナの影響で販売促進が機能せず、経営が苦しいです。
今すぐにできる集客方法はありますか?
こうした不安や疑問にお答えします。
飲食業に携わっている方は、今は苦しい状況だと思います。
今回は、「すぐにお客様を集める」上でのポイントをお伝えしますね。
今すでに来ているお客様に着目しよう
常連さんを大切にするということですか?
常連さまというよりも、まずは、
来店されているお客様を
分解できているかどうか?
詳しく説明していきましょう!
来店されるお客様は、以下の3つに分解できます。
お客さまの分解
- 一見のお客さま
- 2回目以降来店されたお客様(リピート客)
- 何度も来店されていて、お互い知った仲のお客さま(常連客 or ファン層)
お客さまをこの3つにセグメント分けできているかどうかは、飲食店に限らず、集客においてはとても重要なことです。
とくに集客の難しい今の状況下においては、自店のファン層にいかにアプローチするかが、素早く集客できる上でのポイントとなります。
それをお伝えする前に、少し話を変えてみます。
みなさん、どうですか?
今のコロナの状況下、ご家族や親戚がどうされているか、心配することはありませんか?
あなたがどうしているか心配。
そうした思いは、ご家族や親しい方に対しては、ごく自然に湧き上がるものでしょう。
その気遣いを、ファン層のお客さまにも同じように向けてください。
心配ついでに「店に来てください!」といったアコギな話ではありません。
ご家族に対する心からの心配・気遣いを、お客さまにも向けましょう!という話です。
さらに、
「ファン層のお客さまも、私たちのお店を心配してくれている」
ということにも気づかなければなりません。
しばらく行ってないけど、店長元気かなぁ?
お店、開いてるのかなぁ?
あの店員さん、大丈夫かなぁ?
お店やあなたと親しい間柄のお客様であれば、お店の状況を気にかけてくれている方もいらっしゃると思います。
そうした心配や気遣いに応えてあげることは、お店のスタッフとしてとても大切なことです。
お互い間柄をよく知っているからこそ、電話やLINEで連絡をしましょう。
相手(お客さま)のことを気にかけてあげた連絡であれば、ファン層のお客様からは歓迎されるはずです。
私たちも、変わりなく店を開けていますよ。
と伝えましょう。
よろしければ来てください!
ということですか?
来てください!とダイレクトに伝えるのではなく、
お店は開いていますので、いつでも来て頂けるんですよ。
というのが話の末であればいいのです。
営業するというよりも「お伝えする」ということですね。
(お客さまのことが心配なんです!)ということをお伝えしてください。
お客さまを分解できていないとコンタクトが取れない
ファン層に対してコンタクトを取るには、大前提として、まずはお客さまのセグメント分けが重要です。
お客さまの分解
- 一見のお客さま
- 2回目以降来店されたお客様(リピート客)
- 何度も来店されていて、お互い知った仲のお客さま(常連客 or ファン層)
ファン層でもないお客様に、気遣いの連絡をしてしまうと…
えっ…?
という風に、お互い噛み合わず、逆に気まずい状態で終わってしまいます。
あ!店長だ!
とわかってくれるお客さま(ファン層)に対して、しっかりアプローチするためにも、お客さまの分解はしっかりしておきましょう。
相手の都合の良い時間帯・場所などのTPOをわきまえて、連絡してください!
そうした細かな気遣いこそが、お客さまに対する、お店に足を運ぶ上でのハードルを下げることに繋がるのです。